ニューヨーク分譲住宅の豆知識

 

日本でいう分譲住宅、これはニューヨークではコンドミニアムまたはコープと呼ばれています。ユニットによって大家さんが違います。ニューヨークで家を購入しようと考えると、まずはこのコンドミニアムかコープという選択になります。

コンドミニアムとコープの違い

マンハッタンにある購入可能の物件の85%はコープと言われています。コープとコンドミニアムの違いを端的に言えば、コープはビルが古く、審査が厳しく、少し安く、かつ不動産ではない、といった感じでしょうか。

まず1945年以前に建てられたものの多くがコープです。人種差別で審査が通らなかったり、有名人でも断られたりするのがコープです。マドンナも断られたことがあるそうです。お金があれば誰でも買える投資家向きのコンドミニアムとは違い、購入審査や入居審査が厳しく、購入後もさまざまな制約があるのも特徴です。また厳密にいえば不動産ではありません。オーナーは株式を所有してることになります。株式会社のようなものです。ここはややこしいので飛ばします。またコンドミニアムと比べ値段が割安といったメリットもあります。

ただニューヨークに居住してない外国人、またはアメリカ歴が浅く信用度が低い外国人には購入が難しいのがこのコープです。そのため一般的に投資家の方たちが狙うのはコンドミニアムとされています。こちらは日本にいようが現金さえあれば購入可能です。

あとは気になる価格です。マンハッタンでスタジオ(1K)を購入しようとすると、だいたい5000万円がスタートラインになります。しかしこの5000万円ラインは投資しやすく、現状はローンでの購入では厳しいとされています。なぜなら現金払いのバイヤーが中国や世界中から集まってきているためです。大家さんも現金バイヤーがいればもちろん現金バイヤーを優先します。

先日アッパーイーストで家を購入された私のお客様も現金バイヤーでした。しかし現金バイヤーが何人もいて、5000万円の物件が5500万円までつり上がってやっと購入できたという状態です。物件がマーケットに出てわずか2週間での攻防でした。それだけ現在は不動産バブルような空気のあるニューヨークです。また日本ではあまり考えられませんが、1roomでも数億する物件もたくさんあります。

そんなに苦労してまで購入する価値が本当にあるのか。売値が高く、不動産税が高いのに投資する価値があるのか、ここについては明日触れたいと思います。

 

 


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