日系と米系の不動産会社の違い

 

「日系だと取り扱い物件数が少ないから心配」そう思われてる方は多いと思います。これは実際あった話ですが、アメリカ人のお客様とアメリカ人の大家さんの契約をまとめた際、お客様から「米系の会社よりいい物件をもってるんですね」と言われました。彼はアメリカ人なのでもちろんたくさんの米系不動産も当たっていますが、結局私が紹介した物件に決めました。

米系と日系、この二つで判断するのは危険です。同じ米系でもマンハッタンにオフィスを構えている不動産屋とブルックリンやクイーンズに物件を構えている不動産屋とでは紹介してくれる物件は全く違うでしょう。さらに同じ会社でもエージェントによっても紹介してくれる物件が違ってきます。というのは、ニューヨークには何千、何万と物件がある中、さらに空室率が1-2%、数日から1週間で物件の入れ替わりがある中、すべての物件を把握することは不可能だからです。

前回の記事でお伝えしたとおり、インターネットが普及したおかげで80%以上の物件は誰でもリーチできるのが正直なところです。しかしどの物件を紹介してくれるかは不動産会社はもちろん、エージェントによって、さらにいえばエージェントのやる気や気分、お客様思考か利益思考かによっても大きく変わってきます。

先日私がまとめた契約は香港人のお客様とアメリカ人の大家さん、間にアルバニア人のブローカーが関わっていました。つまりこれはCo-broke、間にBrokerが二人入っているので双方で手数料を分け合います。エージェントによってはこのCo-brokeを避ける人もたくさんいます。なぜならもらえる金額が半分になるからです。そのため、お客様に紹介する物件は間にもう一人のBrokerが入ってない物件のみ、全額自分にお金が入る物件のみといったタイプのエージェントが出てくるわけです。

このような利益思考ではなく、お客様思考で考えることができれば米系、日系関わらずあらゆる物件にリーチできます。ニューヨークの物件探しは会社選びではなくエージェント選びに気をつけましょう。

 


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